
レビュー:★★★★★
アグアミライのプレミアムマイクロファイバー
洗車時の拭き取り用タオルを新調しました。車が新しくなって洗車環境も整ったというのにタオルは前から使っていたものっていうのも微妙でしたもんで。
買ってみたのはAguaMirai(アグアミライ)のプレミアムマイクロファイバークロス。
特長は何といっても「フチなし加工」と「圧倒的な吸水力」です。

開封する際に思ったのは..
しっかりしたビニル袋に入っていて既にポイント高し!

表は毛足が長く、裏は毛足が短いという用途に応じて使い分け可能なダブルフェイス仕様。

汚れを絡め取りたい時などは裏で、より優しく拭き上げたい時はふわふわの表を使うのかな?

端を見ると確かに普通のクロスにあるようなフチがありません。
一般的に硬く織り込まれたフチ部分で車を傷つけてしまうことが少なくないことから「フチなし」は貴重で嬉しい配慮に思えますが、その反面耐久性に一抹の不安アリというところでしょう。正直なところ、端を見た第一印象はこれで大丈夫かなと思ったものです。
洗車して拭き上げてみる
軽く洗車しまして、実際に水滴の拭き上げを行っていきます。
参考にならないかもですが、比較対象として以前から使ってきて少々吸水力が落ちてきた感のあるソフト99のプレミアム吸水クロス(50弱x30弱cm)も用意して違いを見てみました。

まずはアグアミライから。
手前に引いてみます。

全く水滴残りなし。
完璧(パーフェクト)。

続いてプレミアム吸水クロス。
・・・かなり水滴が残ってしまいました。っていうかダメだこりゃ。
プレミアム吸水クロスはサイズもひと回り小さいし、お古というハンデありのクソ勝負で申し訳ない。ただ、拭き取りタオルとしての単純な性能でいくと新品であったとしても勝負にならないかなという気はします。こちらも悪くはないし、気に入って使ってきたけど、これまでセームで粗方水分を取ってから仕上げ的に残りの水滴をちゃちゃっと拭き取るといった感じで使うことが多かったですし。
良いところ 悪いところ
当初、まず検討したのは洗車界隈で評価が高くてブランド力もあるGYEON(ジーヨン)のSilkDryer(シルクドライヤー)でした。でもちょっと高いしどうしようかなと考えてたところNojeeさんのブログを見てアグアミライに決めました。
ちょっと引用させて頂きますと
メーカー | 商品 | 乾燥時 | 吸水後 | 吸水量 | 排水後 | 排水量 |
GYEON | SILK DRYER | 149 | 817 | 668 | 368 | 449 |
AguaMirai | フチ無し洗車クロス | 97 | 804 | 707 | 293 | 511 |
数値をまとめると、乾燥時の重量は GYEON SILK DRYER(以下、シルクドライヤー)よりAguaMirai フチ無し洗車クロス(以下、アグアミライ)の方が軽いのに、吸水後の重量はほぼ同じだから、給水量はアグアミライの方が多く、ギューギューって強く絞ったシルクドライヤーよりギュギュって普通に絞ったアグアミライの方が排水量も多いです。
(中略)
結論としては、1回だけ拭取りをするならどちらも同じですが、実際には複数回の拭取りを行うのでしっかり感があるシルクドライヤーよりふんわり感のあるアグアミライの方が絞るのも楽
AguaMirai アグアミライ フチ無しマイクロファイバー洗車クロス
サイズも価格もブランド力も違いがありますがそれらを一旦横に置いておいて、拭いた後の吸水量を比較したらアグアミライだったという結果に。単純な吸水力だけでいうと、名実共に拭き上げタオル界のトップに君臨する(であろう)シルクドライヤーに肩を並べるか匹敵する実力をアグアミライは備えているということです。
車体の半分ほどを拭き取ってみるとズッシリ重くなりました。
しっかり吸ってくれた感アリアリ。

で、めっちゃ絞りやすいです。
柔らかくて絞りやすいんですよこれが。絞ったらすんごい水出るし、ふわふわに戻って直ぐ使い出せるので使い勝手も抜群です。使ったことのないシルクドライヤーと比較するのもアレですが、レビューなど見るにつけこの点に関しては寧ろアグアミライ圧勝なんだろうと想像できます。
ただ、拭き上げ中に気になったのが

あるかな、ないかな、あぁやっぱりあるか〜という感じでした。
唯一の弱点でしょうか。初期ほつれなのか、単に柔らか過ぎて取れやすいのか分かりませんが、それまで順風満帆で気分爽快だっただけに少々落胆。また黄色で目立つんですよ(笑)
これは最初だけで使ってるうちに減ってくるものだと思いますが(というかレビューとかブログにそう買いてある)、人にもよるでしょうけど気になる人はこれだけでもう買わなくなったりするんでしょうね。多分この辺が絶対的な絶大な評価にまでは至っていない理由なんでしょう。これ以外に欠点が思い浮かばないのでそうとしか考えられないです。
ボンネットも拭き上げ。

ひと拭きです。
往復してないです。

通過したところには水滴が全くありません。最高です。
購入直後の”自分を肯定したいバイアス”を差し引いたとしても、これは良い買い物でした。
もう1回絞った後、また拭き上げを再開しましたが、その後もしっかり水滴を残さず取ってくれました。CX-30サイズだと2回、いや3回、あいや4回も絞れば大まかな拭き取りは終わりました。全く苦にならない絞り作業であったことは重ねて申し上げておきたいです。

速乾性もある方だと思います。
一緒に干してたマイクロファイバークロスよりも早く乾いてふわふわに戻ってました。
なるべく吸水力が落ちないように、コーティング後に使っている拭き取りクロス等とは一緒に洗わないようにだけ注意したいと思います。
まだ購入後の洗車は2回、つまり2回しか使用してませんが、共に毛羽は少し抜けました。これがいつ気にならなくなるか、そしてフチなしによる耐久面はどうなのか。端からほつれてくる事があるのかないのか。その辺は身を以て体感してみないとまだまだ分かりませんが、60x40cmの中サイズが2枚入りで1,000円少々は短命に終わったとしてもこの性能であればコスパは激しく高いなと思います。
40x40cmの小サイズ4枚入りや10枚入りパターンも用意されています。
どうでも良いですが、アグアミライって見るたびにトヨタのアクアとミライを連想しますよね。
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