レビュー:★★★★★
リーディングエッジの硬いマット
新居の床を傷つけたくないのでジムマットを買いました。
リーディングエッジのEVA硬質ジョイントマット(LE-GMT80B)です。
届いたダンボールから取り出す際、触った瞬間に「硬っ!」と思いました。これが硬度80かと。悪魔将軍曰くダイヤモンドで硬度10ですからダイヤモンドの8倍硬いってことで良いですね!?(分かる人だけ分かって下さい)
とにかくこの時点で既に買って良かった感がプンプンします。ついでにゴムの匂いも少しプンプンします。
51cm四方の硬質マットが6枚1セットで5000円弱。
2セット計12枚買いましたので出費は約1万円でした。
特徴としては
- 硬度80:重量系マシンを使用しても安定、傷が付きにくい。
- EVA素材:耐久性があり劣化しにくく環境に優しい素材。
安い買い物ではないですよね〜。ジムマットなんて探せば安いのはもっといくらでもありますし。でもそこは「迷ったら高い方を選べ」です。何と言っても業界最高水準だという硬度80は魅力的。高硬度を謳っている商品は大体60-65という表記ですし、競合するような他者製品と比較しても価格に対する評判(レビュー)は抜けていた印象。個人的に愛用しているトレーニングベンチが同じくリーディングエッジで購入したもので同社製品に対して一定以上の信頼度があったというのも大きかったです。
床に敷いてみる
マットとマットの接続は、繋ぎ目を指で押し込むだけ。
ものが硬いので押し込む力が少々必要ではありますが、全体的に形きっちりカットされていたのでそこまで大変ではなかったです。
木造2階建(在来工法)の2階の部屋に敷きました。
部屋は将来娘が使用する予定の子供部屋4.5畳。トレーニングルームに手頃な広さ(狭さ)でして、しばらく占領させてもらいます。
何となくのイメージで敷き詰め始めましたが、やっぱり実際にトレーニングする時のことを考えるとキレイに並べた方が良いかと。素直に4×3の長方形に並べることにしました。
敷く時のポイント・コツ
何も考えずに敷き詰め始めるとパズルになってくるんですが、これが意外と難しかったです。
特にエッジパーツ。
端の処理が綺麗になるのは良いんですけど、どうしてもカブったりする場所が出てくるんですよね。自分がヘタなだけ説は勿論あります。。
ただ、その辺り考慮されてというか想定通りなのか、優しいことに初めから切れ込みが入っています。
やや躊躇しながらもハサミでカット。
厚みは約1cmで、普通のハサミでもご覧の通りカットできました。
エッジパーツはどこにハメ込むかが綺麗に敷く為には重要になってきますが、封を開けて適当に散らかったままだと難易度高いです。ハメては違うやんけ!の繰り返しでイライラすること間違いなしなので、始めにパーツを同じ形のもの同士で並べて整理してからどこにハメるかなとやっていくとスムーズに進む気がします。
丁度ハマるパーツが無い、そんな事態に陥ったら裏返しも一考の余地あり。
私はベンチを置くであろう場所の真下(12枚並べた時に真ん中にくる位置)にはエッジパーツを裏返しでハメました。色合いも手触り(足触り)も違うので敷いたマットだけを見るとダサいですが、どうせベンチを上に乗せるのでそこまで目立たないし、直接足を乗せることもないです。
ちなみにマット表面には初期汚れが多少あったので、固く絞ったクロスで拭きました。
硬度80とは
ところで、こいつのウリである硬度80とは一体なんぞや!?
商品ページには「ショアC硬度80度」と記載があります。また、「自動車のタイヤの硬度を上回る硬度80度」ともありますね。
ちなみに一般ゴムの硬度(ショアA硬度)の目安・例としては
- 硬度10くらい:人肌
- 硬度30くらい:消しゴム
- 硬度60-70くらい:タイヤ
- 硬度90くらい:硬球
- 硬度95くらい:ゴルフボール
というイメージみたいです。
ただ、ショアC硬度というのが素人がちょっと調べたくらいでは分かりませんでした。
もしかするとショアAと比べるとより柔らかいもの・軟質ゴムを測定するのに使われる硬度Cのことでしょうか。だとすると硬度Cの80という意味であれば、硬度Aに変換すると(厳密な変換係数は無いみたいですが)大体硬度60くらいに当たるようで・・・。しかし「自動車のタイヤの硬度を上回る硬度80度」と記載あるのでやっぱりショアA硬度基準で考えて良いのか・・・。どっちにしても硬いことに変わりはないですけどね。
この辺り詳しい方が居たら教えて下さい m(-_-)m
ジムスペースを木造住宅2階に置いても大丈夫
余談ですが、当初木造住宅2階部分にジムスペースを置くのは床の強度的に大丈夫なのかな〜なんて一抹の不安がありました。ですが、180kg/㎡ が建築基準法の最低基準。最近建てた家は特にこの基準は軽く超えています。願望込みですが、ウチも大丈夫でしょう。そもそもウチでは家トレといってもせいぜいトレーニングベンチとダンベルを置くくらいで、あとは自重だったり。杞憂でした(^^;) 大きなパワーラックを置いて何種類ものウエイトを置いてベンチにダンベルにバーベルに・・・と本格的にジムやるくらい沢山揃えて、限界ギリギリを攻めてガッシャンガッシャン音立てて高負荷トレーニングやるような上級者でもない限り心配は不要ですと。以下ページが分かりやすかったです。
私の場合はそれなりのマットで十分です。
ですが、大は小を兼ねるとでも言いましょうか。硬度80がショアA硬度60度並みなのかショアA硬度80度並みと考えて良いのかどうか分かりませんが、とにかく使ってみて自分が使用していて不足はないなと思った次第です。
完成!!
出来上がり写真は4.5畳(約6.9平方メートル)部屋に敷いてみた画。
マットは3×4枚の約150x200cm。約3平方メートル。畳でいうと2畳いかないくらい。
写真だと部屋がマットで埋め尽くされてる感ありますが、カメラで見切れてしまった手前のドア側スペースは全然人が通る余裕があり、写真で端に見えている緑のGetFitヨガマットを敷けるくらい。丁度良い具合に敷けたかなと思います。自分の場合はひとまず2畳弱のスペースで必要十分でした。
壁際からは少し離して敷きました。
ダンベルを勢い余って壁にぶつけることがあってはいけませんし、部屋もマットもスペースが限られている中でトレーニングスペースを有効に取ることを考えると端に寄せるのは効率的ではないなと感じたからです。逆にマージン取らずに壁際ギリギリびっちりに敷くのはどういうケースかというと、部屋一面に隙間なく敷き詰めることが出来る場合ですかね。
感想・レビュー
星でいくと余裕の☆5。「めっちゃ良い」です。これ買って良かったです。
ベンチやダンベルを置いたくらいではビクともしないし、少々雑に置いても傷は付かないですね。2階に置きましたが、1階で気にならないくらい「防振」にもなってるかと思います。反面、素材的に硬いのでクッションのようにはならず、従って「防音」の面では弱いかなと思います。そこ気にされる方は敢えて硬度低めでも厚み重視で選ばれると良いのかと思われます。また、最初はゴムの匂いがしましたが、換気して2日もすれば気にならないレベルに落ち着きました。
簡単にまとめますと..
良かった点
- 素晴らしく硬くて丈夫
- 安心感が半端ではない(最高)
- 臭いは直ぐに(ほぼ)無くなった
- 何よりもモチベーションアップに繋がる!
悪かった点
- 防音効果はそれなりか
- 表面がやや滑りやすい(素足だと特に)
- 黒なので表面に付着したゴミ、埃が目立ちやすい
単純な価格でいうと安くはないと思いますが、敷いて使ってみて品質の高さを体感した後はコスパ最高であることが分かると思いますので、まず万人に勧められるマットではないかと考えています。(褒め過ぎか)
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