レビュー：★★★★☆
開封と使い方
シャンプーの味変で良い香りのシャンプーを使ってみたくなって買ってみたのが英国製Autobrite Direct(オートブライトダイレクト)のPurple Velvet(パープルベルベット)です。
・内容量：500ml
・液性：中性
・成分：非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤
特徴としては
・香りが良い
・濃厚な泡
・希釈率が高い（原液1：水1500）
・光沢を残す仕上がり
希釈率は海外製品なだけあって高いですね。額面通り1500倍ならメイン使用しているシュアラスターカーシャンプーの15-20倍くらいなので、内容量が500mlしかなくとも、ざっくり3倍くらいコスパは良いという計算になります。
キャップを開き、栓を取り外すと早速ブルーベリーの香り(^^)
特に蓋周りで問題はありませんでした。
ホイールにPurpleVelvet
まずは何ヶ月か洗えていないホイールから洗いました。
バケツは毎度おなじみオムニウッティ の8L 。
1500倍の希釈率通り、水3L：原液2−3mlほどで泡だててみました。ほんのポツンとしか入れてないのに確かに泡立ちます。
そのままダイソーで買ったマイクロファイバー洗車グローブでホイールまで持って行き、
優しくゴシゴシ。汚れがしっかり落ちます。しかし気になったのが、ホイール4本目行く時にはバケツ内の泡立ちがかなり少なくなり、シャバシャバになっていたこと。やや、泡キープ力は弱いかも。
ボディーにもPurpleVelvet
バケツを変えて再び泡立たせ、ボディーも洗っていきました。
洗い心地は悪くないです。が、やっぱり何度かすくい上げて洗ってを繰り返していくうちに泡が少なくなってきます。半分くらい洗い終わったところでバケツの中は殆んど泡無し状態になってしまい、結局少し追加で作り直してしまいました。
すすぎ洗い。仕上がりは気持ちの良いものでした。
・・・かと思いきや、拭き上げ時。大きめの水滴にシャンプー残りを発見。
どうやらいつもより多めの濯ぎが必要です。追い濯ぎを行ったところ、今度こそ綺麗さっぱりとなりました。しかし甘い香りに寄せられてか小さい虫がボディ目掛けて飛んでくる気がします。
ホイールもしっかり綺麗になりました。
光沢も増して、いや元々これくらい輝いてたかな？とにかくシャンプーだけで綺麗に仕上がった感はある。同じ中性でも洗浄力だけ見ればシュアラスターカーシャンプーよりも若干上な気がしました。泡はそんなに残らないので、泡切れが悪いというよりは洗剤残りがやや気になる感じで、これまでより濯ぎを少し多めに時間取って行う必要はありそうです。
シュアラスターと混ぜて使用する
別の洗車日。今度は泡立ちの良いシュアラスターカーシャンプーで割ってみました。割合はシュア7：パープル3くらいです。
あぁ、これこれ。ホースを沈めると泡が底から上にしっかり立ってくる感じがブルーベルベット単体よりも確実に増し増しです。
スポンジを掬い上げた時の泡キープ力も抜群になりました。それでいてブルーベルベットの香りも楽しめる。最適解キタコレである。
以下でも申し上げましたが泡立ち／泡保ちに関してはシュアラスターにやはり一日の長あり。
ボディを洗った時の手応えも間に泡をしっかり感じながらなのでより安心感をもって優しく洗えます。加えて、シュアラスターだけではやや心もとない洗浄力も、パープルベルベット配合により僅かに増強でき、且つ何度も言うように香りも楽しめると。
濯ぎはしっかり目に行いました。
今回は水玉に洗剤残り無し。
仕上がりは良かったです。グロッシーというか、洗車前の輝きにプラスアルファって感じがしなくもないです。満足感を得られるのは間違いないので、洗車後の簡易コーティングなしで全然OK。まぁ時間あったので結局スマートミストしましたが。
結論：パープルベルベットは他のシャンプーと混ぜる
パープルベルベットは洗浄力が高く、香りも良い（個人的に好き）。泡立ちもまずまず良いが、泡キープ力はさほど。そして洗浄力が当たり障りの無いシュアラスター（失礼）などと比べると少し高い分、すすぎは多めに必要。仕上がりは抜群。こんな感想になりました。
個人的に満足とまでいかなかった泡に関しては希釈率を変えればまた印象も変わるかと思いますが、それはそれ。また暇な時に検証してみるかもですけど、取り敢えずシュアラスターとブレンドしておけば間違いないことが分かったので、今後は基本的にそうすることにしようかなと思います。
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