
チャッピーと考えた。
新車にKeePerのエコダイヤを施工した
以下の通り、新車ボディコーティングにディーラーのものではなく
キーパーのエコダイヤを施工してもらいました。
一度施工してしまえば、基本的には洗車だけでノーメンテナンスで良いですと。
謳われているメンテナンスプランは以下2種類。
- ノーメンテナンスで3年繰り返しプラン
- 2年に1回のメンテナンスを行なって5年繰り返しプラン

私の場合はというと、
洗車は(希望は週1ですが)現実的には月1ほどの頻度となりそう。
じゃあ洗車だけして何もしないでおくか?
何もしないでおけるのか!?という話です。
・・・それは無理(笑)
エコダイヤに洗車毎の簡易コーティングは必要なのか?
結論から言えば、“不要”。
エコダイヤ自体は「洗車回数を減らすため」「普段の手入れを楽にするため」に設計されたコーティング。つまり、施工後は基本的には洗車だけでOK。無理に簡易コーティングを重ねる必要はありません。
でも――“やりたくなる”――
分かります。
黒ボディを洗車して拭き上げた瞬間、「なんか付けたくなる」のが人間です。
そういう“やりたい派”の人は
月1回だけ、エコダイヤと相性の良い“レジン互換性の高い液剤”を選べばOK。
前提のおさらい(エコダイヤの性質 × 相性の良い液剤は?)
KeePerの「ECOダイヤ」は
ガラス層(無機SiO₂)+レジン層(有機樹脂) の二層構造をしています。
- 下層:ガラスコート(SiO₂主体)=硬質保護
- 上層:レジンコート(樹脂皮膜)=艶と親水バランスを作る
この上に別のコーティング剤を吹く場合、どんな性質のものを重ねるかで“化学的に馴染むか/弾くか” が決まります。
「簡易コーティングなら何でも上からOK」というわけではなく、
選び方を間違えると「ムラ」「曇り」「レジン層劣化」「親水特性の喪失」などが起きます。
特にこのレジン層は溶剤や高密着撥水被膜に弱いため、
強溶剤・硬化型・油性撥水剤はNG。
弱水系・非硬化・親水タイプがOKということになります。
相性の良い簡易コーティング剤は
相性が良い安全パターンの特徴としては:
- 水性シリカ(SiO₂)系
→ECOダイヤの上のレジン層と馴染みやすく、溶剤による攻撃も少ないこと。 - 弱溶剤タイプ
→既存皮膜を溶かさないこと。溶剤(IPA・石油系)が弱い/ほぼ無いこと。 - 薄膜タイプ
→本来の艶や撥水特性を変えにくい柔らかい皮膜でレジン層と馴染みやすいこと。
以上があくまで前提。
帯電防止・UV吸収・防汚系の特長があると尚良し。
相性が悪い簡易コーティング剤は
相性が悪い注意が必要なパターンの特徴としては:
- 油性ポリマー系/カルナバ系
→レジン層に浸透せず弾かれたり、油膜で被うことで本来の親水性を変化させる。 - 厚膜・強撥水タイプ
→ダイヤ系の“滑水系”特性を覆ってしまい、逆に汚れを抱えやすくなる。
オイル系の厚膜、皮膜を硬化させすぎるタイプ、「強撥水」特化のフッ素系など。 - 強溶剤系、石油系溶剤の強いもの
→下地のレジン層を軟化・侵食して劣化を早める恐れ。
避けた方がいい製品例:
- 「硬化型」「3年耐久」「完全ガラス」「油膜防止」「超撥水」をうたう
- 使用時に「ツンとした溶剤臭」や「ベタつく仕上がり」がある
- 「ベースコートにも使える」と書かれている
これらは下地処理〜コート自体を形成する製品であり、既存のガラス・レジン層と競合します。
以上踏まえ、
“相性” を最優先に、月1メンテナンスに適したトップコート剤ベスト5と、避けたほうが良いワースト5を(チャッピーと一緒に)考えたので紹介します。
ワースト5(エコダイヤと相性が悪い)
※悪い商品というわけではなく“エコダイヤ x 黒ボディ x 月一犠牲被膜”の条件と相性が悪い”という点だけの評価です
| 順位 | 商品 | 相性が悪い理由 |
|---|---|---|
| 1位 | ワコーズ バリアスコート | 石油系溶剤・強撥水の厚膜オイル。 帯電しやすく、レジン層を侵し艶ムラ/白化リスク。 定番だがエコダイヤとは相性最悪。 |
| 2位 | ソフト99 レインドロップ | 撥水玉を強調する為、シリコーン被膜厚め。 エコダイヤの水の流れ設計と逆行。 拭き取り重く、弾きムラ、シミが出やすくなる恐れ。 |
| 3位 | シュアラスター ゼロドロップ | ガラス系特殊シリコーンを謳い、撥水強調の被膜強め。 エコダイヤの親水/滑水特性を阻害し、 深艶レジンの透明度を低下させる恐れ。 |
| 4位 | ブードゥーライド シルク | 油膜性強め。 レジン層と科学的に干渉して曇らせる可能性。 艶は出るが黒でギラつき出やすく相性は微妙。 |
| 5位 | プロスタッフ CCウォーターゴールド | ガラス系で艶・光沢を前面に出す設計。 艶と撥水は出るが犠牲被膜として役割過多。 良かれと使えば使うほどエコダイヤ本来の防汚性を感じにくくしてしまう定番。 |
ベスト5選:相性◎な簡易コーティング剤
1位:tershine APEX + GlossBooster
100点中:94点(総合1位)
相性:19 / 艶:20 / スリック:20 / 特徴:19 / QD度:16
エコダイヤの上に“別の被膜を作る”のではなく、
既存のレジン層を艶方向に覚醒させるタイプ。
無機寄りの処方ながら皮膜主張が極めて穏やかで、
「狂った艶」なのに防汚性が落ちないという異質な挙動を見せる。
- 狂ったような深艶。黒ボディとの相性は反則級。
- 帯電防止が強く、黒に出がちな微細な粉塵が付きにくい
- 拭き取り軽く、ムラにならない
- 仕上がりのスリック性能(ツルツル感)はトップクラス
→ エコダイヤの“美味しい部分だけを引き出す”希少な存在
2位:CARPRO Reload 2.0
100点中:92点
相性:20 / 艶:17 / スリック:19 / 特徴:17 / QD度:19
「シリカ系メンテ剤の教科書的存在」。
無機シリカ主体で、エコダイヤのレジンに自然に重なる。
溶剤弱めでエコダイヤのレジンと衝突しないQD用途にも使える万能型。
艶は派手ではないが、
- 防汚性
- 滑水性
- 耐久安定性
この3点のバランスが非常に良く、
“エコダイヤの寿命を実質延ばす”タイプ。
→ 艶より「被膜管理」を重視する人に最適
3位:マグアイアーズ アルティメット クイックディテーラー
100点中:90点
相性:18 / 艶:18 / スリック:17 / 特徴:18 / QD度:19
“コーティング剤”というより表面コンディション調整剤。
被膜を作るポリマーコーティングではなく、潤滑性/表面調整用ポリマーで以下が目的。
- 拭き取り時の摩擦低減
- 表面の軽い汚れ・ミネラル除去
- 既存コーティングの見た目回復
油膜は最小限でレジン層と干渉しにくく、
軽度の雨ジミ / イオンデポジット / 洗車後の拭きムラ
これらをレジン層を傷めずにリセットできる。
皮膜はほぼ作らないため、エコダイヤを“元の状態に戻す”用途として優秀。
→ QD用途での安心感はトップクラス。
4位:GYEON Q²M Cure (CU40またはCU50)
100点中:88点
相性:18 / 艶:16 / スリック:16 / 特徴:19 / QD度:19
被膜を厚く作らず、艶/撥水/防汚を“軽く底上げ”する方向性。
「やりすぎない艶」
「コーティング感を出しすぎない」
という意味で、エコダイヤとの距離感が非常にうまい。
- 低濃度SiO₂ブースター
- Cure特有の“濡れたような艶”が黒に似合う
- 帯電防止も強力
- 水性でエコダイヤのレジンと相性良い
→ 月1メンテにちょうどいい優等生。
5位:Pellucid(ペルシード)ドロップショット2
100点中:86点
相性:18 / 艶:15 / スリック:16 / 特徴:18 / QD度:19
有機寄りシリカだが、皮膜が薄く、エコダイヤを邪魔しない。
UV吸収剤入り(ゼロウォーターと同傾向)。
210mlと容量は少ないが扱いやすい。
QD性能も高く、軽微なシミ取りが得意。
- 艶:分かりやすい
- 撥水:即効性あり
- 防汚:中程度
耐久性や被膜安定性では海外勢に劣るが、“気持ちよさ重視”なら十分アリ。
→ 国産・入手性重視枠として有力候補。
まとめ:月1簡易コーティングの“コツ”
エコダイヤ施工車はすでに高性能な二層被膜を持っています。 そのため、洗車後の簡易コーティングは、「守る」方向で選ぶことが鉄則。
繰り返しになりますが、「厚膜・強撥水・油膜」ではなく、「薄膜・親水(または滑水)・低濃度シリカ系(いわゆるガラス系)」が最適です。 上記ベスト5の中から選べば、相性+効果のバランスが取れて安心(自己責任でお願いします)。
なお、簡易コーティングでも施工直後は直射日光・雨当たりを避け、拭き上げ+水切りは丁寧に行いましょう。
※本記事は製品仕様および公表情報を基に筆者がチャッピーと共に分析したものです。実車の環境・塗装状態・施工条件により結果は変わります。ご購入・施工前に必ず製品ラベル・施工条件をご確認ください。
というわけで1位になったtershine APEX + GlossBoosterを早速買ってきました。

洗車後に使用できた暁にはレビューしたいです。



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