ちなみに2023年最初にして最後の野球観戦でした（奇跡）
第5戦で王手をかけた我らが阪神タイガース。第7戦のチケットを持っていた私。第6戦は「負けても全然OK」という高みからの観戦（on 虎テレ）でした。案の定？第6戦は山本由伸の奮闘でタイガースは敗れてしまい、第7戦が実現。
久しぶりの大阪ドーム、じゃなかった京セラドーム。一昨年来たきりかな？
試合前アップの段階から凄い熱気でした。
1塁側からの入場だったのでオリックスのハリセンが配られていました。持参のメガホンと共に観戦のお供に。
実際のところ、1塁側も阪神ファンの方が多かったと思います。が、仲良くといったら変ですが、敵対するド底辺ファン同士でいがみ合ったりも発生せず、皆さん行儀よく観戦されていました。「今日はどっち応援しようかな」そんな声も聞こえてくるほどでした。
先発は宮城です。
球種が多彩で、緩急つけるのも上手く、特にスライダーがエグいこの男は先発ができる小さなジェフ・ウイリアムスと個人的に評しており、はっきりいって驚異＆脅威。この日もノイジーのホームランの前の大山デッドボールですかね、そこまでは全くもって打てる気がしませんでした。大山デッドボールで球場の雰囲気が「点取れる」にあんなに変わったのは初めて見ました。
11月5日。外は少し寒いくらいでしたが、球場内は空調も効いている筈なのに物凄い熱気で結構暑かったです。強炭酸サイダーを飲みましたが、結構美味しかったです。
ハイライトは何と言ってもノイジーのホームランです。初球投げられた後、なんか変な態度してたなと思ってましたが、静止してないやろの意味だったんですか。
しかし打った瞬間の球場の雰囲気といったら！これまで数少ないながら甲子園での阪神巨人戦もアメリカでメジャーリーグも観戦しましたが、過去経験したどの盛り上がりも比較の対象にすらならない程のとてつもない盛り上がり度でした。隣の妻は感動のあまり泣いていました。
ノイジーはこの瞬間、全阪神ファンから認められ、文字通り球団史に名を残したのです。シーズン中は凡退しては1塁付近でメットを取って「ここはどこ、私は誰」みたいな顔ばかりしてたように思いますが、最後の最後に大仕事をしてくれて本当にありがとう。
胴上げ良かった。岡田監督が5度舞いました。
失礼ながらシーズン前はまさかこんなに進化して帰ってきてくれるとは思いもしませんでしたが、本当に誰よりも阪神愛を持ち、何よりも結果を残してくれました。「勝つことが最大のファンサービス」その真髄に触れることができた1日で幸せでした。
横田もお疲れ様でした。追悼試合からブースト掛かったように勝ちまくりましたね。
オリックスも怪我人がいながら本当に強かったですね。シーズン中は10連勝とかCSも連勝で来ましたし、観る側としては正直勝つのに慣れてしまった面があった中で日本シリーズは「普通に負けるなこれ」という日が短期間に3度も4度も味わわされたので、そういった意味でめちゃくちゃ強かったです。
敢闘賞はノイジー、森下、山本由伸、紅林。
MVPはもちろん近本。賞金100万円が各社からじゃんじゃん配られてて大きなどよめきが起こっていました（笑）
シーズンMVPは大山にして欲しいかな〜
数字は少し物足りなさの残る及第点といった感じながらも貢献度は計り知れないですからね。
とにかく最高の日本シリーズ、間違いなく人生最高の野球観戦となって幸せな1日でした。1週間経っても若干余韻が残ってます。ありがとう、阪神タイガース。
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