8/18試合前時点で7.5ゲーム差、残り41試合、巨人の優勝マジック32。。。
阪神ファンにとっては絶望的な数字が並びますが、まだまだ優勝をあきらめてはいません。
逆転優勝するにはどうしたらいいか?
今までと同じ戦いをしていては100%無理です。
向いてないにも程があるマートン4番にしろ、
上手い選手が居ないのにバント多用する相手投手を助ける戦術にしろ、
鳥谷・西岡・福留に気を遣って他には厳しい和田の思考回路にしろ、
全てを180度変えないと逆転優勝は無理です。
いや、変えたから優勝出来るとかいう話でもないけど、
少なくとも今までやってきた結果の今であって、同じ事をしてたら今以上に良くなる事はない筈という話です。
奇跡的に巨人に大量の怪我人が出て、阪神ナインの調子が全員上向くなんて事がない限りは・・・
選手を今から補強する、または救世主を期待するというのは現実的ではないので、
やはり現状戦力で逆転優勝を目指すしかありません。
となれば、やはり選手起用・戦術の抜本的改革に乗り出すべきです。
(気持ち悪い5字熟語使ってごめんなさい)
まず、投手起用。
投手起用は基本的には今まで通りで良いでしょう。
というか、クソ采配に振り回されながらも健気に投げ続ける投手陣には頭があがりません。
特にクソ投手起用とクソ打撃陣のケツ拭きをする連投続きの中継ぎ陣の頑張りには涙が出てくる程です。
しかし、先発もリリーバーも疲れは確実に溜まっている為、中西は和田と喧嘩してでも、休ませるべき投手には休養をしっかり取らせるべきです。
(中西主導で今までの投手起用があったのなら、そうらもうアレよ。)
一点だけ、注意して欲しいのは、
能見先発時の捕手起用。
藤井だけはやめてほしい。
清水か小宮山、あるいは個人的には今成とでバッテリーを組んで欲しいです。
能見はエース格であり、自分主導で投げた方が良い結果が得られるという事。
藤井と組ませた場合、基本的には藤井のリードありきになってしまいます。
そこで、これまでに良く見られた光景が、
「藤井の言う通り投げた」→「打たれた」→「ストレス溜まる」
という悪循環。疲れに加え、ストレスまで溜めて欲しくありません。
個人的に藤井のリードは、若手投手or外人投手との相性が良いと思います。
対して、能見の方も、若手捕手相手の方が自分の意見もズバズバ通せて、捕手も育てる、自らもストレス無く投げられるという好循環。
巻き返しの為には、柱である能見の奮起は必須。
残り全部勝ってもらうぐらいでないといけません。
そこで敢えてチームの勝利も捕手の育成もアレもコレも能見に託す・・・
くらいの方が良い結果にも繋がる気がしてなりません。
ていうか、素人目でも藤井のリードと合ってないのに、なぜバッテリーを組ますのか。不思議。
続いて野手陣。
一にも二にもオーダーです。
何故点が取れないと分かっているオーダーを基本オーダーとするのか。意味がわかりません。
まず、希望するオーダーです。
1番(二) 西岡
2番(遊) 鳥谷
3番(左) マートン
4番(三) 新井良太
5番(一) 粗いさん
6番(右) 福留
7番(捕) 今成
8番(中) 大和
まぁ、和田は絶対に組んでくれないでしょうけど(笑
2番・鳥谷と捕手・今成のところは特に。
このオーダーに込めた想いは以下の通りです。
・打撃優先オーダー
何がなんでも打って点を取って勢いもつけるんだという姿勢を出してもらいます。
・鳥谷に働いてもらう
現状、3番で走者を返す能の無い鳥谷に、2番で四球でしっかりつないでもらいます。バントは勿論しません。
・マートン4番回避
4番に向いていないのはもう猿でも分かるレベルにまで達しています。和田は猿以下か。
・良太4番
単純に心中します。悪く言えば、色々なものを押しつけ・なすり付けます。但し、一発の魅力があるからこそ。
・捕手・今成
大人の投手が多い阪神投手陣にリードなんて不要。とにかく打撃優先。今成自身のリード力は能見に育ててもらいましょう。スタン・メッセの時は藤井でも良いです。
全く機能しない可能性もありますが、爆発力は今の打線の並びより遥かにあると思います。
今までは下位打線は坂、藤井、といったところ。
満塁でアッサリどっちも倒れて残るは9番投手で終~了~といったケースも見られました。
粘れる今成、大和の並びならどちらかで一点、そして先頭まで返してくれるイメージが付きます。
本当の本当は下位に新井さん、鳥谷を置けたら最高なんですけどね。そんなことすると上位打線が薄くなってしまうので仕方ありません。
三塁・坂は悪くはありません。
が、坂、大和、西岡、俊介といった小兵タイプはスタメンに3人も要りません。
落合のような守り勝つ野球を和田が出来るのであれば、3人居ても良いのですが、和田の総合的な采配レベルは到底そのレベルには程遠く、守備を犠牲にしても良太の一発と心中するくらいでないと回らないのです。
和田は、おそらく1点を取って守り勝つ野球を目指しているんでしょう。
しかし、その野球をするに見合った選手がいるか、またはしっかり育ててこれたのか、そして和田自身がブレずに目指してこれたのかという点が伴っていません。
選手の育成、勝利への執念、どちらも中途半端。
どうしても先頭が出てバントをしたいなら関本を2番で使うべきだし、
守り勝つ野球がしたいなら行き当たりばったりの代打策で選手を消耗したりしない筈だし、
本当に一点を取りに行く気なら代打の順番だってもう少し考える筈。
結論から言うと、
“和田監督”に監督としての能力が絶対的に不足してる中、優勝でも考えようものなら、多少非現実的でも、攻撃的なオーダーを組み、選手が選手自身で勢いを付けていくしかないのかなと。
不倫はぬきにして、和田といえば堅実なイメージですが、
采配は実のところ、堅実のようでその場しのぎ、行き当たりばったりの連続なのです。
長年コーチをしていながら、真弓の何を反面教師にしてきたのか・・・
だから、試合後インタビューも常に選手マター。
「あの時の采配に関してはこういう意図と信念の元、こうした」というのがないから多少の連勝が続いた所で選手も乗って来ません。
なんだか和田批判ばかりになってしまいましたが、
ラストスパートに向けてチームを勢いづかせる策を練って欲しいところです。
そして、まずは監督としてオーダーで目に見える形で
選手にもファンにも「優勝する気があるんだ!」という所を意思表示して戴きたいです。
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