10月 2, 2016 - 野球    No Comments

【阪神タイガース】最後の7連勝に悪しき伝統の終わりを見た

思えば今年初めてのタイガースネタでブログです。

我が阪神タイガースの2016年が終わった。

7連勝締めで、上にいたヤクルトが負けてくれたのもあって4位にて終了。

この結果について、
Bクラスには違いないし、首位からアホほどゲーム差離された無価値な結果のようにも映るが、タイガースの場合は違う。前年度4位は次年度優勝フラグだからだ。

目的として4位を狙うという意図があったわけではない(わるわけもない)が、優勝もプレーオフも出るチームが決定した消化試合でありながら、育てながら勝つという今シーズンの目的を体現できた。
そして、この4位はご褒美として転がり込んできた…という表現は正しくなく、自分達で引き寄せたというのが正しい。

ここに価値がある。
仮に上にいたヤクルト首位で、2位が阪神だったとして置き換えて妄想してみる。
M(マジック)がヤクルトに点灯し、自力優勝はなくなった中いつ優勝されるかわからない風前の灯火状態。そこからあれよあれよと7連勝で優勝をかっさらってしまったのだ。
そう考えることが出来たなら、このシーズン締めくくり方は大きな成功体験として来シーズン中の自信に繋がる。中堅選手若手選手、そして何より監督にとって。
これは大きい。和田時代ならズルズル負け続けて最下位も有り得た。
消化試合の連勝は難しい。相手が主力を休ませて勝ちやすくなるとも見えがちだが、目標を失いモチベーション維持が難しい中で、それでも試合をしなくればいけないからだ。そんな中、いろいろ試しながら勝利という結果もついた。
現場レベルで目的意識の意思統一がなされていたのは想像に難くない。

そういった意味でも、最後の4位決定は自分達で引き寄せた結果であり、土壇場に弱い伝統を打ち破る下地が完成した瞬間..と見るのは早計にしても、我々ファンに来年への手応え期待感を抱かせてくれる十分な根拠になった。今風に言えば、小さな小さな目標に最後の最後でコミットしたのだ。

と、最後の7連勝の意義をここまで書いてきたが、この最後の7連勝がなくとも、あまりにも実りの多いシーズンだった。

北条の台頭、原口の月間MVP、高山の新人安打記録、などが多く語られるが、
細かい活躍を挙げればキリがない。そしてこの細かい活躍こそ、(馬鹿騒ぎしたいだけ、日常の憂さ晴らしがしたいだけの底辺阪神ファンと目先の勝利しか考えない短期短気な阪神ファンを除く)ファンが長年求め続けたものであり、しかしチャンスすらロクにない環境に対し苦虫を噛み潰してきたところだ。

ほとんどの2軍選手が1軍出場を経験し、具体的に活躍するイメージを持つことができた。めちゃくちゃリターンは大きい。

逆に考えて見る。
岩貞、北条、原口、高山、板山、坂本、青柳、陽川、横田、望月、、、
この辺りの選手で今シーズンが全盛期だった選手は居ますか?
いや、もしかすると居るかもしれない。特に横田や江越などは化ける可能性を秘めつつも、このまま終わる可能性も低くないとネガティブに考えたりもする。
しかししかし、ほとんどが成長途中であり、伸びしろ十二分。
特に最終戦で自らの二桁勝利を獲りに行って力づくで獲った岩貞は、フライング気味に階段を先に一つ登ってしまった。

来季以降が楽しみで仕方ない。こんな事は物心付いてから阪神ファン始めて以来、未だ嘗て無かった。本当に無かった。FAに期待するか、未知の外国人に無理やり期待するかしかなかった。嘗てない歓びを私は阪神タイガースから受けている。

不満もあるので少し。
特に打撃コーチが片岡では心許ない。
来季も変わらないようだが、導く力がないなら自ら身を引くべきだし、一度引いて戻って来たからには猛努力をして欲しい。選手同様、コーチもレベルアップしないといけない。

2軍の掛布もしかり。
江夏も解説で言っていたが、1軍に上げた選手が全く使い物になりませんでしたはいまた再調整では、2軍監督は何をしていたのか何を見ていたのかということになる。よく言われる星野になって野村の芽が出てきたじゃないけど、北条や原口など”自らの力で”1軍を勝ち取った選手の多くは掛布というより八木の力が大きかった。誰も言わないから本人が解説中に言い出すことも多かった笑
とはいえ、掛布の役割は来季は更に大きくなる。今年が来年の肥やしとなるかは来季の掛布次第。掛布の本当の力を見ることになるのは来季以降。

今シーズンに点数をつけるなら90点。

この点数は、和田時代と異なり、これっぽっちも優勝する戦力がなかった中、戦前期待値が低く優勝するという本来の目的とは別に目標があった点も忘れずに記しておきたい。

そもそも荒れ野原スタートの中、未熟な采配など確かに目につくことがあったにせよ、もっと勝てる算段だったアテがことごとく外れた中、金本はよくやった。よくぞやり通してくれた。達せずとも、少なくともやって欲しい風にやってくれた。

采配に関しては、現役時代同様、晩成型な気がする。
失敗を肥やしに、学び、努力して達成する能力に長けている人間なのは分かっているので、あとは実行してくれるのを期待しながら待つのみ。こんな思いを阪神に持つことも今まで無かった。

来シーズンが楽しみ。
立てた優勝フラグを自ら落としに行く日は必ず来ると断言できる。

サラリーマンにも学ぶ点がとても多い阪神タイガース。
長くなりそうなので、また別の機会に思いを書きたいと思います。


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